昔は人魚姫になりたかった
いつか
泡になって
死んでしまう
人魚姫
小さい頃は
その意味が
深くて
わからなかった
でも多分
そんなでも
きっと心の
どこかで
理解してた気がする
子どもにはまだわからない深い愛
それが人間を愛するって事だって
教えられた
でもそんなの
結局人の憧れ
儚いと今になって
思う日々
大人になることは
色んな事を
知りすぎる
純粋さも
愛も
少しずつ
曲がってくる
眠り姫のような愛
人魚姫のような愛
ハッピーエンドか
ハッピーエンドぢゃないかは
人それぞれ。
それでも
共通しているもの
それは貴方にも
わかるかな
大事なものって
本当に大事なものって私は
『心』だと思う。
今の人は
なんの為に
人を
愛しているのだろう
今の人は
どれくらい
愛という意味を
知っているのだろう
人を愛する気持ちを
間違えては
いけない。
人を愛すること
愛する人を想う気持ちがなければ
成立しない
そう童話は
昔から教えてくれた
そんな気がする
私が人魚姫に
憧れたのは
現実的で
切なくて
それでも
愛する気持ちを
忘れずに
自分の気持ちを
大切にしたから…
そのあと
天使は希望をくれたから。
逃げたいときもあった泡になれたら
どんなに楽なことだろう
そんな時もあった
でも孤独で
寂しくて
辛くて
心が
硝子のように
壊れそうな
人魚姫に
一番
似てたから
眠り姫になりたくて
愛する人に
愛されたいのに
愛は
傾いてしまう
アンデルセンは
たくさんの
愛の形を
残してくれた
私達は
アンデルセンのようにこれから
宿ってゆく
尊い命に
教えていかなきゃいけない
少なくとも
私は
そうゆう
人間として
生きていきたい
それが生き甲斐に
なるように
子どもの純粋さを
忘れずに
優しい母に
なりたい
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